マツダの人気SUV「CX-5」は、2017年に発売されてから7年が経過し、フルモデルチェンジが期待されています。2024年5月に行われた決算発表で、マツダの毛籠 勝弘社長が次期CX-5について公式に言及し、新型モデルが鋭意開発中であることが明らかになりました。
次期CX-5はハイブリッド搭載へ
毛籠社長は次期CX-5について「排気エミッションと熱効率を改善したSKYACTIVエンジンに、マツダ製のハイブリッドを搭載する計画です」と述べており、次期モデルにはマツダ独自のハイブリッドシステムが採用される予定です。これにより、環境に優しく、より効率的なドライブが実現することが期待されています。ハイブリッドシステムはトヨタの「THS II」をベースにしてマツダ向けに調整されたものになると予想されています。
多彩なバリエーション展開に期待
マツダは現在、ミッドサイズSUV「CX-80」の先行展示を全国で開始しており、「CX-5」のフルモデルチェンジも待ち望まれています。次期型では、従来のガソリンエンジンだけでなく、ハイブリッド、プラグインハイブリッド(PHEV)、そして将来的には電気自動車(BEV)もラインナップに加わる可能性があります。また、「CX-5」と同じプラットフォームを使った新しいクーペSUV「MX-50」(仮称)の登場も噂されており、多彩なバリエーション展開が期待されています。
新技術「e-GVC Plus」の搭載も予想
さらに、次期CX-5にはマツダの最新制御技術である「エレクトリック G-ベクタリング コントロール プラス(e-GVC Plus)」が採用される可能性もあり、これにより電動モデルでの安定した走行性能が期待されています。この技術は、MX-30 EVでも既に採用されており、次期CX-5の電動モデルでも高い安定性を提供するでしょう。
次期CX-5の登場は2025年以降?
2023年度の決算発表では、マツダは2027年に専用プラットフォームを使ったBEVモデルを導入する計画を発表しました。そのため、次期CX-5のBEVモデルも登場する可能性が高いです。ただし、エンジン搭載モデルやハイブリッド、PHEVモデルが先行して登場する可能性もあります。具体的な発表は2025年に行われるかもしれず、ますます注目が集まっています。
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